館長の部屋
月光図書館館長の雑記です。読んだ本のこと、日々のことなどを綴っています。
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どんなジャンルも読みますが、外国人作家、児童文学作品をよく読みます。漫画も好きです。
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2007
10,08
20:15
再会
CATEGORY[その他]
この連休、全国各地に散らばる学生時代の友達が、松本へ遊びに来てくれました。
娘のお披露目とともに、たくさんの祝福のシャワーをあびた一日となりました。再会の喜び。話を聞ける喜び。気持ちを共有できる喜び。にぎやかな時間。思えば、いろんな場所で集合してきたものです。
お互い違うからこそ、毎回いろんな化学反応を起こして笑い合える仲間。
遠くから、本当にありがとう。何歳になっても集まりましょう。
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2007
10,02
13:55
児童館を更新しました
CATEGORY[ホームページ更新]
中秋の名月もゆっくり鑑賞する暇もなく、10月となり…。満月は過ぎましたが、久しぶりにホームページを更新しました。
今後はもう少し絵本の紹介も増やしたいと考え、今月より児童館のページを二つに分けました。絵本と児童文学、それぞれの文字をクリックして開いてみてください。今回は絵本のページに、新しく2冊の本を載せています。
「ないた」の作者、中川氏は最近テレビで知った人です。これから他の作品も読んでいきたい注目の人。「絵本の神様」とも言われる長新太氏の絵もハズレ無しです。
「かいじゅうたちのいるところ」のセンダック氏は、世界的にも有名なユダヤ系アメリカ人の作家。誰にも真似できない、非常に個性的な世界を描く人です。ディズニーアニメに影響を受けた動きのある絵である一方、子供の表情さえも複雑な影が含まれていて、絵の向こう側にセンダック自身の人生さえ想像させます。個人的には、彼のモノクロの絵がとても好きです。ゾッとする絵です。東京お台場のアミューズメント施設・メディアージュには、この絵本をテーマにしたアトラクション「ワイルドシングズ」がありますので、興味のある方にはおすすめです。
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2007
09,28
21:14
老い、ボケ、死。みんな正常
CATEGORY[芸術]
日本列島 老いの風景 「また、あした」 山本宗補(やまもとむねすけ)写真展
信州出身のフォトジャーナリストの山本さん。アジアを主なフィールドとするなかで、国内の「老い」をテーマに写真を撮り始めて7年。松本市美術館にて開かれた個展を見てきました。
会場には、北海道から沖縄まで、70歳前後から100歳までの人々の写真と豊富な言葉が並んでいました。特に圧巻だったのは、丁寧に掘り出された個人の戦争の記憶。沖縄戦での一般市民を巻き込んだ惨状、東南アジアのジャングルでの鬼畜行為、戦時中のハンセン氏病者への冷遇…。殺しあう戦場だけではなく、狂気にとりつかれた環境や病による無残な死、子を殺さねばならない親…誰一人逃れることなく過酷な体験をされています。死んだ者も、生き残って死者の姿を一生背負っていくこともどんなに苦しいことか。写真の表情は重く、反戦を力強く訴える言葉が吐き出されていました。どれもこれも貴重な言葉です。
会場にて購入した山本さんの著作
「また、あした」
にこんな言葉がのっていました。
老いゆくプロセスは死への助走(序奏といってもよい)である。そのとき、人の誕生のときに助産婦が必要なように、老いから死へ向かう陣痛ともいえる時間に寄り添う人の力が、必要なのだ。それを「助死婦」と呼ぶ人もいた。それらの物語は、一時流行った「老人力」なるレトリックに粉飾されたものではなく、家族力、地域力ともいうべきものが回復されるべき時代であることを私に予想させた。
須田治著「こんな死に方してみたい─幸せな最期を迎えるために」より
(須田治さんは、山本さんが阪神淡路大震災のボランティア活動中に出会ったジャーナリスト。須田さんの文章と山本さんの写真という組み合わせで「老いの風景」という新聞連載が始まったそうですが、3年前に須田さんが急逝。現在は山本さんがひとりで続けられています。)
自分が実際に出産と育児を経験してみて、なんと介護と育児は共通点が多いかと驚かされます。人の手が必要なこと、命を信じること、まるごと向かい合うこと。介護の仕事はつらいことが多かったけれども、老いを迎えた人々がさらけ出してきてくれたことが、揺るがない芯のようなものを与えてくれたような気がしてなりません。
それにしても、こんなに多くの苦しみを経てきたのに、お年寄りの眼差しや表情は限りなく穏やかで優しい。小さく丸まって、海に感謝の祈りを捧げる漁師や、アイヌの長老のうつくしい瞳。険しさの中にも、ずっと見ていたい姿が並びます。
会場にて山本さんとお会いし、フィリピンを毎年訪れていると知りました。山本さんが撮り続けている先住民族のアエタ族。学生時代、フィリピンで同じくアエタ族との出会いで衝撃を受け、結果的には老いと向き合う仕事へ進んだ自分としては、不思議な縁を感じました。
(山本さんのホームページは
こちら
)
短い時間でも、濃厚な場の力を浴びます。写真の向こうの方にも、会場で出会った方々にも、感謝の気持ちが湧き上がる出会いでした。
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2007
09,17
12:31
子どもが教えてくれること
CATEGORY[育児]
すくすくと育っていく娘。無事に100日を迎えることができ、夫の実家にてお食い初めのお祝いをしていただきました。(お食い初めとは、子どもが一生食べるものに困らないようにと、生後100日前後に母乳以外のものを初めて口にするという儀式です。勿論食べる真似だけです。)元気に育ってきてくれていること、また、ご馳走を用意してお祝いしてくださる家族の温かさ…感謝の気持ちでいっぱいの一日でした。
娘はまだまだ小さな体で、親の愛も手助けもたくさん必要としている存在です。それゆえに、全身で悲しみも喜びも表現し、全てを委ねてきます。こんな自分を信じて甘えてくれる、満たされた気持ちを教えてくれます。
生活は変わっていきます。もっと大きな変化は、心の重さを変えてくれます。独身の頃、夫婦二人だけの頃、あれもこれもと欲張って生きてきました。子どもをもつということは、自分の持っているもの(生活や時間や心のありようも)をちゃんと整理して軽くならなければ、すぐに息が上がってしまいます。自分の持てる分だけで進むこと、柔軟に動けること、そんな変化が求められます。
新米ママは、娘から、たくさんたくさん教えてもらっています。ありがとう。
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2007
09,14
14:34
大人は明暗どちらも楽しめる
CATEGORY[映画]
秋の夜長。DVDで映画を二本観ました。
「陽気なギャングが地球を回す」
(2006年 監督 前田哲)
伊坂幸太郎原作の小説の映画化。主演の松田翔太さん目当てで観ましたが、ジャズのリズムにのって、最後までテンポよく楽しめました。他主演の大沢たかお、佐藤浩市、鈴木京香の軽妙な芝居、脇を固める個性派俳優陣…交わされる会話が実にユーモアとスピード感があり、小道具・ファッションも含め、大人が楽しめる映画となっています。たまにはこういう軽いノリでスイングするのも悪くないです。
「銀河鉄道の夜」
(1985年 監督 杉井ギサブロー)
宮沢賢治原作の有名な小説を、猫のキャラクターで映像化したアニメ。久しぶりに観ましたが、まさしく、時がたつほど輝きを増す作品です。高度な技術を駆使し、観客を圧倒させる最近の映画とは違い、セリフも、映像も、説明不足なぐらい控えめで、観る者に考えさせる間がたくさんあります。暗い画面、セリフは少なく、静かで、限りない寂しさと残酷さに満ちている夜の世界。一枚一枚の絵と音楽の完成度の高さ。原作と同じく、謎めいた香りに満ち、忘れさせつつも、眠らせない記憶が残ります。うつくしいです。
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