2024 05,16 16:39 |
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
|
2007 09,14 14:34 |
|
秋の夜長。DVDで映画を二本観ました。
「陽気なギャングが地球を回す」 (2006年 監督 前田哲) 伊坂幸太郎原作の小説の映画化。主演の松田翔太さん目当てで観ましたが、ジャズのリズムにのって、最後までテンポよく楽しめました。他主演の大沢たかお、佐藤浩市、鈴木京香の軽妙な芝居、脇を固める個性派俳優陣…交わされる会話が実にユーモアとスピード感があり、小道具・ファッションも含め、大人が楽しめる映画となっています。たまにはこういう軽いノリでスイングするのも悪くないです。 「銀河鉄道の夜」 (1985年 監督 杉井ギサブロー) 宮沢賢治原作の有名な小説を、猫のキャラクターで映像化したアニメ。久しぶりに観ましたが、まさしく、時がたつほど輝きを増す作品です。高度な技術を駆使し、観客を圧倒させる最近の映画とは違い、セリフも、映像も、説明不足なぐらい控えめで、観る者に考えさせる間がたくさんあります。暗い画面、セリフは少なく、静かで、限りない寂しさと残酷さに満ちている夜の世界。一枚一枚の絵と音楽の完成度の高さ。原作と同じく、謎めいた香りに満ち、忘れさせつつも、眠らせない記憶が残ります。うつくしいです。 PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |