館長の部屋
月光図書館館長の雑記です。読んだ本のこと、日々のことなどを綴っています。
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どんなジャンルも読みますが、外国人作家、児童文学作品をよく読みます。漫画も好きです。
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2007
12,10
14:30
重曹パワー
CATEGORY[その他]
「重曹生活のススメ」 クリーン・プラネット・プロジェクト 岩尾明子著
飛鳥新社
掃除・片付けが苦手です。得意な夫に頼りっぱなしで2年…増え続けるベビー用品に、このままではいけないとやっと危機感がつのり…。
以前よりうわさでは聞いていた重曹パワー。実際始めるにはどうもピンとこなかった私でも、良き本との出会いで変わりました。この本は「何故重曹が汚れを落とすのか?そもそも何故家は汚れるのか?重曹はどうして地球環境に優しいのか?」ということがきちんと説明されていますので、掃除に対する考え方ががらりと変わります。本の最初のページにある一言。
「重曹生活をはじめると、なにが変わるの?→ひとことでいうと、家事が楽しくなります。」
これ、嘘じゃないです。掃除したくなります。
家中を掃除するのに、たくさんの種類の洗剤を用意し、扱いも気をつけないといけない今までの生活。重曹ならほとんどの場所と洗濯も簡単に出来てしまいます。しかもとっても綺麗。赤ちゃんにも地球にも優しいから、なんだか嬉しい。重曹と幾つかの素材を組み合わせれば、家事はほとんどまかなえる優れものでした。私は重曹と酢を組み合わせた掃除から始めています。そうすると、今まで気がつかなかった部分もどんどん磨きたくなりました。
物を増やさないことで、掃除もラク、片付けもラク。始まったばかりの重曹生活は、気持ちがとってもラクです。
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2007
11,27
16:38
魂食らい
CATEGORY[児童文学]
クロニクル 千古の闇3 「魂食らい」 ミシェル・ペイヴァー作
現在注目しているファンタジーシリーズの最新刊。用事で図書館へ行ったとき偶然目にし、時間がないというのに、ついつい借りてしまいました…。
紀元前4000年の太古の地球を舞台としたシリーズ。突然悪霊の熊に父を殺された少年トラクの戦いの物語です。1作目は森から山へ、2作目は海。そしてこの3作目は、極北の大地が舞台です。今回もまた、それぞれの登場人物の謎がふくらみ、因縁の敵との長い戦いが示唆される終わり方でした。
以前もここで紹介していますが、素晴らしい表現力は健在です。著者は極北の地で暮らすイヌイットの暮らしや動物の生態を深く学び、見事に太古の時間を再現しています。体と道具を駆使して極寒の地で生き延びる厳しさ、試練の連続に、本当に目が離せません。敵と戦う場面もドキドキしますが、何より自然の掟を生き抜く厳しさが最大の魅力かもしれません。さまざまな動物が登場し、その特性が見事に物語を支えています。このような題材で、ここまで物語を作り上げられるのかと感嘆します。
今回特に気に入ったのは、主人公トラクの友人である少女レンのクライマックスシーンです。この世の果てのような氷河の地で、レンはとても重要な役割を背負わされるのですが、これがまた神話のように美しいシーンです。場面を想像しては、ためいきがこぼれます。
娘が寝たときしか読めませんから、ゆっくり読書できるのはまだまだ先ですね…。
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2007
11,26
18:47
Happy cafe
CATEGORY[その他]
「Happy cafe」 高橋和枝
学研ステイフル
夜のカフェを舞台とした小さな本。
「あなたに伝えたいことがある」
ページをめくると、こんな言葉で始まります。物静かなマスターと、おちゃめな犬がお出迎え。
「あなたとのくだらないおしゃべりが、わたしは大好きだということ。
あなたと話していると つまらないわたしがなんだか愉快な人になった気がするということ。
あなたとは いっしょに愚痴を言いあうことさえ とても楽しいのだということ。
ましてや楽しい話をすれば 実際の何倍も楽しくなるのだということ。
わたしのかっこわるいところをこんなにもたくさん知っているのは たぶんあなたくらいなんじゃないかな?ということ。
いろいろな失敗を笑いあえる仲であることが 嬉しいということ。
あなたがくれる ちょっとしたプレゼントのセンスが わたしは大好きだということ。
メールの文章も ちょっとした冗談もあなたが発する言葉がわたしは大好きだということ。
本当に困ったときに聞くあなたの意見をわたしがとても信頼しているということ。
辛かったとき あなたの存在に元気づけられたことが 何度もあったということ。
そうやってあなたがわたしを助けてくれたように いつかわたしも あなたの役に立ちたいと思っていること。
わたしがあなたを尊敬しているということ。 そして、それから
あなたといっしょにいると ただそれだけで わたしはハッピーなんだということ。
いつもどうもありがとう。 これからもよろしくね。」
偶然出会った本ですが、まさに日頃思っていることを全部代弁してくれていて、驚きました。以前だったら、こんな理想的な関係があるものかと疑ったでしょうが、本当にそんな人が現れるなんて…感謝感謝です。
このメッセージ本シリーズは、他にもたくさん種類があるようです。本の最後には、自分のメッセージを記入することができます。
毎日欠かさず一緒にお茶する夫への誕生日プレゼント
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2007
11,20
18:37
痛みと引き換えに手に入れたもの
CATEGORY[映画]
「題名のない子守唄」 ジュゼッペ・トルナトーレ監督
「母性を宿したすべての女性に贈る衝撃の感動作」というキャッチコピーと、大好きな「ニューシネマパラダイス」の監督の作品ということで、産後初めて映画館へ足を運んできました。
映画の冒頭に、「結末を他人にしゃべらないでください」という監督のコメントが出た通り、実に謎に満ちた物語です。内容は詳しくは述べられませんが、あまりに衝撃の強い映画でした。感動よりも、痛みのほうが強いかもしれません。
イタリアの町に一人の移民女性がやってきます。彼女が何者かも、目的も語られることなく、瞬間瞬間恐ろしいエピソードが挿入されていきます。いったい彼女は誰なのか、物語がどこへ向かおうとしているのか、息をつかせる間さえないほど引き込まれます。オープニングからラストまで、目が離せないよう緻密な計算で作り上げられた作品です。
でも、正直、直視できない場面が多かったです。同じ女性として、あまりにむごい現実に…。物語はオリジナルとしても、土台にある事件は現実のものでしょう。
今の自分だから直視できなかった部分と、今の自分だからこそ、全ての意味をわかることができた部分がありました。実際にこの映画を消化できるには、かなり成熟された人でないと難しそうです。母性が一つのテーマとなっているとおり、子どもを産んだ人でないとピンとこない視覚効果もありました。
最初の一秒から、苦しく痛い時間が流れました。最後の最後まで、恐怖と絶望を引き連れた物語…だからこそ、ラストシーンは涙がこぼれ落ちました。
帰り道、すぐにわが子を抱きしめたい!と足を早めるお母さんが、きっときっと他にもいたことでしょう。家族が共に暮らせるなら、わが子の笑顔が見れるなら何も望まない─。そう、激しい痛みの代わりに、今の幸せをまた教えてもらったのでした。
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TB[]
2007
11,16
19:29
鏡は見えていない
CATEGORY[育児]
寒くなりました。物価が上がり、主婦にはなんとも頭の痛い冬です。
先日は、初めて娘と二人きりのドライブ。後部座席のチャイルドシートに一人きり…泣くかなあと心配でしたが、意外にもけろっとしており、無事にカフェでお茶を楽しむことができました。
お邪魔したカフェ、ガルガは妊娠中も訪れていた場所。お腹の中にいたときに行った場所は、赤ちゃんも落ち着いていると聞いていましたが、本当にご機嫌でした。
カフェの方に、肌がますます綺麗になったと言われ、ふと考えました。自分で鏡を見るたびに「疲れた顔しているな、肌も荒れているな」と思う日々でしたが、どうも他人からみると違うようです。鏡の中の自分の顔はいつも疲れているという思い込みに加え、そんな表情を作ってしまっているのかもしれません。娘と一緒にいるときの、自然と湧き上がってくる笑顔。娘が引き出してくれるパワーで、印象が全然違って見えるかもしれない、と。自分の顔こそ、自分では見えないもの。
「自分の顔は、自分で眺めるためのものではない。他人に見せるためのもの。だから、自分の顔には責任をもちなさい。」
サービス業をしていたときに、言われた言葉です。再確認。
肌だけではなく、表情やしぐさ等あらゆるものが顔を作っていて、補完し合っているのでしょう。単なる肌の美しさでは、何故か心には響かない。以前の話題、化粧品による美肌効果にいまいちひっかかっていましたが、これも一つの答え。
(実際、本当に肌は乾燥がひどいのです。でも、必ずといっていいほど、他人からはそう見えないと言われます。やっぱり、こころが肌を支えているのでは…。)
近くの公園にて。お気に入りの一枚。
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