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2009 06,29 21:53 |
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パイプオルガンが好きです。今月は100円のパイプオルガンコンサートへ行ってきました。さすが楽都・松本市。オルガニストの詳しい説明つきで、1時間強のコンサートが100円ですから!
仕事帰りの重いまぶたでも行ったのは、大好きな曲、バッハの「小フーガ」を2台のパイプオルガンで聴き比べできるという企画だったから。至福のとき。風の音、オルガン。揺さぶられます。 帰りはジャズ喫茶エオンタに寄りました。子どもが生まれてから初めてなので、実に2年ぶり。しみじみ感じましたが、音楽を聴くということは、心のエネルギーを目覚めさせてくれます。誰かを、何かを好きになるときは、その内にある情熱(パッション)を好きになることなんだと。ジャズは、非常にわかりやすい形で、演奏者のパッションを表しています。仕事も家庭もこんなに力を使っているのに、まだ、別のエネルギーが眠っている… 忘れてしまっているけれど、でもなくなってはいないものがたくさん眠っています。 わたしもお料理します!(おっと材料にトトロが入ってますが…) PR |
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2009 02,11 10:25 |
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指揮者、西本智実さんのコンサートへ行ってきました!
昔、偶然大阪でポスターを見て、一目ぼれ。夢がやっとかないました。 想像をはるかに超える演奏の素晴らしさ!なんと美しく、エネルギーに満ちた人でしょう。彼女の指先一つで、オーケストラの空気が変わり、会場全体に風が巻き起こる。風を作り出す人がいるのだ、と驚くばかり。 彼女自身が、まさに情熱(パッション)のひと。あんなに生身の人間からパッションを感じたことはなかったです。ポスターの眼差しに感じたそのままでした。 絶対に、また演奏会に行こう。 次にお会いできるときには、恥ずかしくない自分でいよう、と恋に打たれた乙女のようなことを考えていました。あまりにかっこいい…。 ケアマネ研修とか、転職のこととか、切羽詰まった日常がきれーいに飛ばされました。よし、頑張ろう。 |
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2008 03,26 23:58 |
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「music & me」 原田知世
遅ればせながら、誕生日に心のこもったお祝いを寄せてくれたみなさん、本当にありがとうございました。卒乳した娘とともに元気に過ごしています。今年で32歳。具体的に、こんな40代をむかえたいと思う女性の一人に、原田知世さんがいます。 20代中ごろ、友達に誘われて知世さんのライブに行ったことがきっかけ。その頃知世さんはまだ30代前半だったでしょうか。音楽を真剣にやってきた人が持つ歌の力とともに、軽やかで可愛くて同じ女性ながら惚れ惚れしてしまいました。 年を重ねるごとに、女性は二種類に分かれていくようにみえます。一つは、外見も内面もアクの強くなっていくひと。一方で、年をとるごとに、余分なアクが抜けるように、優しく美しく可愛らしくなっていくひと。知世さんは、まさにどんどん可愛らしくなっていくひとです。 知世さんの新作「music &me」では、その題名どおり、音楽も、知世さん自身の魅力も堪能できます。心地よい音にすっぽりとくるまれて、自然と歌いたくなります。今年はバンド活動もされるとか。楽しみ! 勿論、自分が目指すのはアク抜きの方の女性です。 |
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2007 10,25 17:27 |
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昨日NHKの歌番組で、中村中(あたる)さんの歌を久しぶりに聴きました。
歌によって変わる声と雰囲気。ロック調の曲には王子さまのような凛々しさを感じ、バラードでは、聖母マリア様のような懐を感じ…。まだ22歳でしたっけ?なのになんでこうも温かい母性を持っているのかしら。到底自分より年上に見えてしまう。(外見ではなく、雰囲気が) この人は、正直な言葉をうたう。痛いほど、まっすぐに。歌謡曲を大切に思う歌手として、古風な一面を匂わせる。 ついていきたい、そして守ってあげたい、という女のある部分をくすぐるタイプの人で、なんかね、好きなんですよ、あたるさん。いつかライブに行きたいです。 |
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2007 05,22 08:35 |
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ロシアの世界的なチェロ奏者で指揮者のムスチスラフ・ロストロポービッチ氏が先日亡くなられたそうです。享年80歳。
日本でも現在彼のドキュメンタリー映画が公開されており、大都市のみの上映のため、さすがに田舎の妊婦では行くことも叶わず、DVDを楽しみに待っていた矢先のニュースでした。 実は、ロストロポービッチ氏の演奏は、以前よりすすめられていたにも関わらず、まだ聴いていなかったので、彼の追悼番組を見たことで初めてふれました。 「追悼ロストロポービッチ75歳最後のドンキホーテ」 NHK教育TV 5月13日放映 番組の前半は、ロストロポービッチが自身最後となるシュトラウス作曲「ドンキホーテ」の演奏を、小澤征爾指揮サイトウキネンオーケストラと行った際のリハーサル風景を映したドキュメンタリー。後半は実際の演奏と彼の親友が撮ったドンキホーテの映像詩を組み合わせたものでした。 世界中で聖書の次に読まれているという物語、ドンキホーテ。主人公ドンキホーテは、自分こそが騎士の中の騎士であると思い込み、従者サンチョパンサを従えて遍歴の旅に出、空想の美女ドゥルシネアを追い求めるというストーリーです。ドキュメンタリー部分では、一つ一つの楽章がいかにドンキホーテの心情に迫っているかをロストロポービッチが語り、親友小澤征爾とオーケストラにこと細かく説明をして、一つの演奏を作り上げる過程が丹念に描かれます。 さして興味がなかったこの物語。ストーリーを知っても、主人公の夢想家ぶりに呆れる程度の感情でした。それが覆ったのが、後半の映像詩の部分。どんな境遇でも音楽への夢を捨てなかったロストロポービッチが、ドンキホーテに自分を重ねて生きてきたという意味が、自然と入り込んできました。どんなに馬鹿にされても、現実と理想が違うということを目の当たりにしても、最後まで、ドンキホーテは自分の人生を受け入れて生きているということが、豊かな演奏と映像にゆだねられて伝わってきました。最後にドンキホーテが息をひきとるシーン。美しい旅の追憶と最後の呼吸。チェロの唸る声と、去っていく魂…。まさに、演奏家が全ての瞬間に全力をかけて表現しているという姿に圧倒されました。 少しずつ、彼の他の演奏も聴いていこうと思います。 心より、ご冥福をお祈りいたします。 |
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