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2007 04,01 10:58 |
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昨日の「食べる女」感想の続きです。
食を楽しめる(お酒やお茶類、おやつものまで)人は、性的な心地よさも楽しめる人と、直感的に、または実体験として納得します。 まず一番に感謝すべきは自分の母親です。食に興味が深く、とにかく料理が上手です。けして裕福な家庭ではありませんでしたが、限られた予算の中で、季節や行事を大切にし、和食・洋食・中華、お菓子類全般、パン・ピザなんかもいつも手作りで食べさせてくれました。お誕生日会にて母の手作り料理やケーキに感嘆する友達の顔、学生時代母の作るお弁当がクラス内でも評判で、毎日クラスメートが自分のお弁当の中身を見にくる思い出など、幸せな娘だったと今でも思い出します。 大学時代に一人暮らしを初めてから、一人でも不思議と母の作ってくれた食生活どおりに自炊する自分がいました。 でも何より、母がすごいなあと感心するのは、相手の好みを取り入れて料理もお菓子も作ってくれること。独りよがりではなく、家族の好みを巧みに取り入れて作ってくれました。「食べる女」で感じることの一つは、登場人物たちが食べる相手の好みに鈍感な人が多いなあということ。自分の好みも維持しつつ、相手の気持ちも察せられて対応できる技量が身につけば、料理もセックスも本当に楽しいのでは。基本を学び、それでやっと応用が効くというのは、勉強も食もセックスも同じ。 現在は結婚し、出産を控える身。食も性も、身の丈にあった範囲で、いかに自分も相手も幸せな気分で過ごせるか…この工夫が楽しいです。今を継続させるには、変化が必要。より真剣に、食も性も探求していきたいです。(あ、あと節約技も) ちなみに、スローフードのスローは、ファーストフードのファーストに対してつけられた言葉です。遅く食べるという意味ではなく、その土地のものや季節をとりいれたものを食べるなど、世界が全く同じではなく、それぞれの文化を尊重した食生活を見直そう、楽しもうというたくさんの意味合いが含まれるそうです。著者筒井さんの宣言、やっぱり素敵です。 4月となりました。今月のホームページ更新は、3日満月の夜。ギャラリーの更新を予定しています。 PR |
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