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2007 06,26 11:05 |
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出産後多くのママが経験するというマタニティ・ブルー(産後うつ)。自分の出産体験をたくさんしゃべるほどうつになりにくいということを聞きまして、入院中は他愛のないことでも何でも、他のママさんたちと話すようにしていました。
産科病棟は同時期出産したママさんと赤ちゃんが集まっているわけですから、24時間賑やかです。入った大部屋(4人部屋)は打ち解けるまで時間がかかる雰囲気でしたが、隣の部屋や向かいの個室には、予定日が近かった妊婦友達が入院していましたので、廊下でぺちゃくちゃ─他の部屋でぺちゃくちゃ─はたまた初対面のママさんでも顔を合わせればどこでもぺちゃくちゃ─。寝不足の合間をぬっては、よくおしゃべりしていました。この雰囲気、どこかで体験したような…そう、それはまさしく学生時代の合宿所と同じ。年齢層も出産回数も家庭の事情もそれぞれながら、妊娠・出産・育児…という同じ体験を共有し、励ましあったり、笑いあったり。一方で、痛みや疲労、困惑等でつながる不思議な連帯感。 初めての出産時は大部屋がいいと言われるとおり、精神的にはだいぶ楽でした。夜中赤ちゃんが泣くときも、他の赤ちゃんも泣いていれば「そんなもの」「お互い様」と思えますし、他の人がナースコールを押していれば、「そうか、遠慮せずどんどん助産婦さんに相談すればいいんだ」と安心できました。たまたま大部屋が空いていなかったために個室に入った友達は、他のママさんや赤ちゃんの様子もわからないので、ナースコールを押すことさえ遠慮してしまうと言っていました。また、赤ちゃんを抱いては、よく大部屋に遊びにきていました。 他のママさんと話せば話すほど、妊娠~出産までは個人差があると知り、「うそ~!」と互いの経験を笑いあっていました。結構大変なことばかりなのですが、過ぎたことだから笑えるのでしょう。疲れているためか、しょうもないネタでも妙に笑えたり。その独特なハイテンションがあったから、勢いで頑張れたのかもしれません。 違うといえば、赤ちゃんもそれぞれ。産むまでは、みんな似たようなものと思っていましたが、あれだけ並んでみると、顔も泣き声も大きさも違うものです。なかでも、同室の男の赤ちゃんの泣き声が印象的。うちの子が「うぎゃ~!」という短期集中の大声であったのに比べて、低い声で「ほへらほへら~」と長くゆっくり続く癒し系の泣き声。ママさんは大変なんだろうけど、聞いている分にはほんわかしておりました。 ただ、赤ちゃんの状態によっては母子同室できない場合もあり、人知れず複雑な思いで大部屋で過ごされているママさんも。治療を受ける等、新生児室でずっとひとりきりの赤ちゃんの姿を見ると、他人の子ながらも胸がぎゅっと痛みました。どんなに大変でも、親子が一緒に過ごせることって、なんて幸せなんだろうと感じました。 頼れる助産婦さんと、愉快なママさん仲間と過ごした6日間。いっぱい笑って学べた合宿となりました。(そのせいか、まだブルーの波はきていないようです) 風呂上り だいぶ丸々してきました PR |
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コメント |
こんにちは
日記を読みながら、昔の自分を振り返っています。 助産婦さんに惚れ込んだり、産後なのにお腹の皮が(笑いすぎて)はちきれそうだったり・・・ 今でも入院生活は楽しい思い出です。 テンション高いばっかりでいつも抜けてるベテラン助産婦さん。 自分より一つ下なのに本当に頼もしい助産婦さん。 ミスコンで女王になった超美人の助産婦さん。 すばらしいレポートを書いて記念にプレゼントしてくれた看護学生さん。 退院後の生活を懸念しながらも常に人を笑わせるのに徹してくれた双子のママYさん。 盲目のご主人と上のお子さんを家において心配しながらも控えめに私たちの馬鹿話を横で楽しそうに聞いていたOさん。 入院中も痩せる下着をみんなに売りつけようとビジネスに徹していたKさん。 出血多量で生死の境をさまよっても3日目には元気に授乳していたSさん。 本当に楽しい毎日、昨日のようです。今となっては早く孫が欲しい気持ちでいっぱいです。 【2007/06/2723:08】||COCO#8d296f955e[ 編集する? ]
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いろんな人が集合するので、飽きない毎日ですよね。私もそんな風に振り返られる時期がくるのでしょうか?同じ立場のママさん仲間だから言える愚痴もあったりして、退院後もこっそりメールで話ができて、助かっています。
【2007/06/3013:28】||コナ#5759108d53[ 編集する? ]
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