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2009 11,23 11:38 |
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「全部わかっているの。わかっているのよ。」
いつものように一緒にトイレに入って抱っこしていたら、娘がこう語りかけてきました。 何を?と聞いても、娘は笑って「わかっているの」と繰り返すばかり。 ああ、怖い。子どもの世界。ゆらぐ自分の心。 児童文学の画家として一番大好きな酒井駒子さん。先日安曇野絵本館にて、始めて原画をみることができました。(HP月光図書館内の児童文学館で紹介しています「夜の鳥」の表紙絵の方です) 酒井さんの絵は全てが好き。印象的な黒、粗いタッチ、静謐な色、愛らしい形、甘いのに寂しい女の子の時間そのもの。母となってみているわが子の姿も、自分の少女時代の苦さも、全てくるんでくれている。 ああ、そうだ。女の子って可愛いのにとても怖い存在だ。 自分は相手を見ていると思っているけれど、もっと相手は自分を見つめている。 PR |
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