館長の部屋
月光図書館館長の雑記です。読んだ本のこと、日々のことなどを綴っています。
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2009
06,21
11:08
砂鉄がながれるとき
CATEGORY[芸術]
6月。娘が誕生日を迎えたり、ケアマネの仕事も急激に忙しくなったり、書きたいことはたくさんあるけれども、今日は一つだけ。
以前より興味津々だったサンドアートを観てきました。
石田恵美さんという、砂を使った作品を作り続けている方がいます。
高橋節郎美術館(これがまた居心地の良い建築でして)の南の蔵にて開催していた二人展へ行ってきました。
砂のアート?と興味をもたれた方は
こちら
をどうぞ
初めて出会う作品。そして初めてお会いした石田さん。なのに昔からもうその美しさを知っていたかのようにストンと入ってきました。無条件に、好きという世界。
石田さんと石や砂や自然や旅について話ましたが、前置きなしで、何もかも率直に言葉を伝えられる嬉しさ。話したいことが尽きない。こんなわくわくする出会いは久しぶり。
わたしは、こんなに石や砂について語りたいことがいっぱいあったのね!
石田さんが創りだす砂鉄の世界。
以前観たテレビ番組で、砂時計の中で一番正確なのは、砂鉄だと紹介されていました。砂鉄で砂時計を作り続ける職人の姿に感動し、早速愛用していました。長い引越し人生において、その砂時計を失くしてしまったことが悔やまれます。あの灰色の砂の流れ落ちる美しさ。
自然の美しさには、常にひれ伏したくなります。
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2009
05,25
00:12
思春期の出会い
CATEGORY[児童文学]
「十一月の扉」 高楼方子(たかどのほうこ)作
今年の誕生日に友達からプレゼントされた一冊。
中学生の爽子が突然出会った大きな家、十一月荘。家族の転勤により、期間限定で十一月荘に下宿することとなった彼女が、さまざまな出会いを重ねる物語。
一番は、主人公の少女の出会いと成長。他人と出会うことで、最後は自分と出会うこと。家族と離れることで、より深く家族を知ること。自然なかたちで、思春期の繊細な日常が綴られます。魅力的な登場人物たちと、気をつかいながら、気持ちよい距離を保って生活する素晴らしさ。エピソードにも繰り返されますが、短期間、短時間でも、人生を変える出会いやパワーは存在します。ねたみ・そねみ・ひがみで世の中は出来ているという現実を知りつつも、こんな風に生活したいと憧れます。人を尊重するということ、なかなか実践できません。
少女が十一月荘で挑戦した、新しいこと。この辺りのエピソードは、宮崎駿監督の「耳をすませば」に感動した方や、児童文学に詳しい方なんかはぜひともツボに入るでしょう。児童文学の宝石箱のようです。
登場する女性の生き方、大人の態度…さりげなく、現代の姿を現しています。年をとったら、気の合う女性だけで共同生活するのもいいな~。
何よりもよかったのは、キーワードが「十一月」ということ。ここに切なさと美しさがあります。読んでのお楽しみ。
幸せなんだ、未来を思うことは。ありがとう、素敵な贈り物。友に感謝。
最近の娘の流行語。
「いーやーだー!」
ああ反抗期…。
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2009
05,17
11:02
無の時間
CATEGORY[その他]
朝の4時から大騒ぎしていた娘がやっと昼寝し、夫は遠出し、外は雨が降り続いている。
こんなぽかんとした空気は、久しぶりだ。
常に何かをしなければと急きたてられて、今日はあれができなかったと持ち越し課題を考えて。一人前のケアマネになりたいから、覚えることもたくさんあるし。
何ヶ月ぶりか、自分のホームページをちらりと読む。ここには、自分の大好きな言葉たちがひっそりと存在している。感じたことを、凝縮させて表現できることは、無上の喜びなのだ。そんなこと、ずっと忘れていた。
コントロールしたくても、できない心の内。
葛藤さえも、懐かしい友人のようだ。
今迫っている現実課題も重要だが、ぐんと開いた他世界の視点が、意外とヒントになったりしている。自分の引き出しは、多いほどいい。
わたしという人間。新しいことをもっと知りたい。
日々をそつなくこなすことも大事だけど、たまには裏窓を開けておくこともしなければ。
雨の日の思考は大好きだ。
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2009
05,16
11:59
魔の二歳児
CATEGORY[育児]
噂通りです、魔の二歳児。
今週は職場の法人の食事会がホテルでありまして、家族参加OK.ということで、娘を連れて出かけました。が、食事前の挨拶ぐらいからそわそわし始め、「さんぽ!」コールが連発。ホテル周辺の車道でバイクやタクシーに突っ込んで行く娘を止めれば「うぎゃー!」と泣き叫び、暗やみの公園でしっとりとするカップルの隣で「ギャー!」と泣き、暴れるので横抱きした娘をタクシーに押し込み、強制送還。地元で一番のホテルの食事を楽しみにしていましたが、結局自宅でスパゲティーを作って食べました。
教訓。今まで通りにはいかない。大人数の場は慣れていない。親の都合で日々を回しすぎるともうごまかせないお年頃。
まあ、順調に成長しているわけでして。
でもなあ、絵本やおもちゃでゴリラを見ると「ママ!」と指差すのだけは納得いかない出来事で…。
今週は職場で一日中マイナス発言を繰り返している先輩に疲れました。あんなに新人のやる気をなくさせる発言を言える人もいるんだわ。今年は、このマイナスエネルギーに振り回されないで仕事をする、という個人目標を設定しましょう。
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2009
05,06
16:36
どうせ生きるなら
CATEGORY[日本の小説]
「ポトスライムの舟」 津村紀久子作 (第140回芥川賞受賞作)
「乳と卵」 川上未映子作 (第138回芥川賞受賞作)
芥川賞受賞作ということで、読んだ二作。両作品とも作者は同世代の女性で、大阪弁の文体。何とはなしに生きている独身女性の主人公が、身近な女性と関わる日常や、ちょっとした事件を描いた小説です。しかしながら、文章の性格は正反対でした。津村氏は、無機質にあっさりと。川上氏は、ねっとりと濃密に。読後感としては、両作品にはあまり共感できず。そういう現実だな、と思わせるようによく描かれていますが、根本的に自分の生き方の芯とは違っていました。主人公達は、漫然と生きていくことをよしとしており、他者と関わるエネルギーが欠如しています。それこそが、今の時代を捉えているという一つの評価でしょう。作品の構成は良いとしても、自分の生の人生に比べると弱くて、あえて読まなくてもよかったかなという印象。
「西の魔女が死んだ」 梨木香歩作
ケアマネ試験前後より少しずつ読み進め、やっと完読。「裏庭」と基本テーマは同じでしたね。世代別女性の生き方について・母と娘の関係について等々。ファンタジーでありながら、理知的な小説。読めば、自分も西の魔女に弟子入りして、鍛えられます。個人的には、併録されている、主人公の少女のその後の人生を描いた「渡りの一日」が好きです。ここで描かれるように、不思議と全ての事象が必然としてめぐり合うということを体験してきました。そして、新しく柔らかな感性の女性の時代がくればいいなあという明るい結末。常に芯は保ちつつ柔軟であること。そんな生き方が、自分も周囲も心地よくさせていくのでは。
今回の読書では、生き方にも温度差があるとよくわかりました。自分はエネルギーを駆使して生きたいと行動するタイプのようです。
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