館長の部屋
月光図書館館長の雑記です。読んだ本のこと、日々のことなどを綴っています。
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どんなジャンルも読みますが、外国人作家、児童文学作品をよく読みます。漫画も好きです。
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2007
10,27
18:56
春の俳句を更新しました
CATEGORY[ホームページ更新]
昨晩は満月。月は見逃しました。今月は久しぶりにギャラリー・俳句のページを更新しました。
今年の春は、臨月の大きいお腹を抱えた特殊な時間でした。嬉しくもあり、不安も大きかったころ。二つの命が一つの体に共存するなんて不思議な感覚です。今、隣には大きくなった娘が、キックの代わりに笑いかけてくれています。
言葉のリズムもいびつでまとまりがつかないのです。案外ごつごつした感情に支配されていたようです。
どんどん時間が過ぎてゆくなかで、焦ってしまうときもあります。以前と違って細切れの時間が多い中、じっくりと書くことも読むこともできなくなりました。
こうして少しでも言葉を記していくことを、もう少し、続けてみよう。絶えず器には、新しい風が吹いている、と感じる夜長です。
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2007
10,02
13:55
児童館を更新しました
CATEGORY[ホームページ更新]
中秋の名月もゆっくり鑑賞する暇もなく、10月となり…。満月は過ぎましたが、久しぶりにホームページを更新しました。
今後はもう少し絵本の紹介も増やしたいと考え、今月より児童館のページを二つに分けました。絵本と児童文学、それぞれの文字をクリックして開いてみてください。今回は絵本のページに、新しく2冊の本を載せています。
「ないた」の作者、中川氏は最近テレビで知った人です。これから他の作品も読んでいきたい注目の人。「絵本の神様」とも言われる長新太氏の絵もハズレ無しです。
「かいじゅうたちのいるところ」のセンダック氏は、世界的にも有名なユダヤ系アメリカ人の作家。誰にも真似できない、非常に個性的な世界を描く人です。ディズニーアニメに影響を受けた動きのある絵である一方、子供の表情さえも複雑な影が含まれていて、絵の向こう側にセンダック自身の人生さえ想像させます。個人的には、彼のモノクロの絵がとても好きです。ゾッとする絵です。東京お台場のアミューズメント施設・メディアージュには、この絵本をテーマにしたアトラクション「ワイルドシングズ」がありますので、興味のある方にはおすすめです。
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2007
06,01
10:37
本館を更新しました
CATEGORY[ホームページ更新]
6月に入りました。今日は一回目の満月です。
ホームページの本館を更新しました。今回は、明治の作家、尾崎翠と石川啄木という二人に焦点をあてて紹介しています。以前より詩歌について一項目まとめたいと考えており、いろいろな詩人が浮かんだのですが、今はこの二人の表現する悲哀・海に寄せる思いが強く湧き上がってきたので取り組んでみました。
現在は初めての山国暮らしですが、今までは海に近い生活のほうが多かったです。海は、どんよりと曇った寂しい景色が一番好きです。尾崎の因幡の海、石川の大森海岸…どちらもまだ行ったことのない場所ですが、恐らく寂しい寂しい浜辺であろうと想像できます。いつかこのふたつの浜辺を散策し、二人の言葉を味わってみたいと願っています。
二人の作品に広がる世界は膨大にあり、ここではそのほんの僅かしか取り上げられていません。是非、二人のむき出しの言葉に直接ふれていただけたら幸いです。
実際の二人は同時代ながら、直接の交流はなかったようですが、ある作家の小説について近しいコメントを寄せています。国木田独歩作「牛肉と馬鈴薯」。二人の心を打ったこの小説、自分も読んでみようと思いました。
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2007
05,02
10:10
ギャラリーを更新しました
CATEGORY[ホームページ更新]
今日は満月。昨年の日記を読みますと、五月の満月は月のエネルギーが一番強く地球に届く日だと書いてありました。曇りがちの空。果たして無事に見えるでしょうか?
一年前の5月に何をしていたか、結構忘れていますね。こんなとき、日記は便利です。
ギャラリーの写真を更新しました。タイトルは「日常にある道」。
もうすぐ子どもが生まれ、新しい生活が始まります。これは、去っていくふたりの時間の記録として残してみました。
近所の道から、相手にとっての思い出の道、二人で出かけた場所にあった道、儀式の道。埋もれていきそうな風景が、なぜかひっかかる感覚。
純粋にふたりだけの時空をつくれる今。喪失がわかっているからこそ、特別に見えるもの。
来年の自分は、どんな気持ちでこの場所を見ているのかな。
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2007
04,03
21:09
ギャラリーを更新しました
CATEGORY[ホームページ更新]
今宵は満月のはずですが、雲に囲まれてまだ見えません…。昨晩は綺麗にみえていたのに。
ホームページ「月光図書館」ギャラリーに2007年冬の俳句が加わりました。
だいたいつわりがおわって妊娠中期ごろでしょうか。立ち仕事を続けていたため、疲労がたまり、最低限の家事やら睡眠の確保など目の前のことで精一杯の日が続きました。振り返ってみると、余裕のない句が多いです。暖冬のおかげで体は本当に楽で、風邪をひくこともなく元気に冬を越せました。
夫婦で野沢温泉へ行ったことが唯一の遠出です。寒いけど、やっぱり雪深い地の景色をもっともっと見たいですね。千曲川を写した青い写真を見ると、信州の冬景色の美しさを改めて思い出します。
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