館長の部屋
月光図書館館長の雑記です。読んだ本のこと、日々のことなどを綴っています。
プロフィール
HN:
コナ
HP:
月光図書館
性別:
非公開
趣味:
読書 絵 喫茶店めぐり
自己紹介:
どんなジャンルも読みますが、外国人作家、児童文学作品をよく読みます。漫画も好きです。
カレンダー
02
2026/03
04
S
M
T
W
T
F
S
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
最新記事
新年の抱負
(01/15)
無題
(07/26)
女房
(05/22)
必要とする・しない
(05/16)
めでたしめでたし
(02/11)
カテゴリー
日本の小説 ( 6 )
外国の小説 ( 2 )
児童文学 ( 11 )
詩歌、俳句 ( 4 )
ノンフィクション ( 3 )
漫画 ( 8 )
映画 ( 10 )
音楽 ( 6 )
芸術 ( 6 )
テレビ ( 7 )
妊娠・出産 ( 11 )
育児 ( 26 )
ホームページ更新 ( 10 )
その他 ( 22 )
未選択 ( 0 )
リンク
管理画面
新しい記事を書く
最新コメント
ありがとうございます
[01/18 コナ]
ご無沙汰してます
[01/14 COCO]
思い出の味
[09/01 コナ]
はちみつ
[08/25 ちゃの]
中年か~
[07/14 コナ]
最新トラックバック
ブログ内検索
アーカイブ
2011 年 01 月 ( 1 )
2010 年 07 月 ( 1 )
2010 年 05 月 ( 2 )
2010 年 02 月 ( 1 )
2010 年 01 月 ( 1 )
バーコード
RSS
RSS 0.91
RSS 1.0
RSS 2.0
2026
03,26
13:07
[PR]
CATEGORY[]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
2007
04,08
11:18
地中海の風
CATEGORY[音楽]
先日ジャズ喫茶エオンタへ行ってきました。
年末お店で一目ぼれしたCDをマスターが注文してくださり、引き取りに行ったのがこの春…マスター遅くなってしまってすみませんでした。
気軽にジャズライブやCD店をはしごできなくなってしまった身にとって、唯一の情報源がエオンタとなっているこのごろ。今回もお店でかかっていたある一枚と出会いました。
「MELTEMI」 Alboran Trio
イタリア人ピアノトリオ。地中海の大西洋側、スペインとモロッコの間、ジブラルダル海峡の近くにあるアルボラン海に包まれたアルボラン島。タイトル名ともなっている8曲目の「メルテミ」はエーゲ海の北東から吹き荒れる夏の季節風の呼び名と重なります。全体的に流麗で美しい旋律を奏でながら、時折荒れ狂い、熱い流砂の風や異文化のリズムが混然とする、地中海そのものを想像させるようなアルバム。
まず気に入ったのはベース。自由なソロもいいし、ピアノ・ドラムと絡んだ音もいい。特に「ヨーロッパの火薬庫」とも呼ばれ、他民族の争いの種となり続けているバルカン半島から名をとったと思われる2曲目「Balkan air」はゾクゾクさせられっぱなし。熱く、重厚な始まりに続き、ベースの旋律が咆えるように、泣くように、引っ張っていく。まるで、出会ってはいけなかった、異国の危険な男にひかれてしまうように切なくなります。
音楽の力は、恋の魔力と同じだとつくづく思わされます。演奏がよければ、演奏家に擬似恋愛してしまうごとく。(若い頃は、何もかもごちゃまぜに好きになってしまいましたが)
全曲かけっぱなしでも飽きのこない、なかなかの一品です。レーベルのデザインも美しい。
久々のエオンタでは、自家製のレバーパテとジンジャーエールで栄養補給。ご夫妻の人柄もよければ、飲食のメニューも手がかかっていて美味しい。
なかなかこんなにすべてが満足のジャズ喫茶はございません。
PR
コメント[0]
TB[]
2007
04,06
10:34
戦争の世紀 子どもへ遺すもの
CATEGORY[児童文学]
「暁の円卓」 ラルフ・イーザウ著 全9巻
途中、何度か中断しましたが、ようやく全9巻を読み終わりました。
1900年1月1日、主人公デービットが誕生。「世紀の子」として特殊な能力と100年の命を授かった彼と、「暁の円卓」という世界滅亡を企む謎の秘密結社との100年にわたる闘いを描いたファンタジーです。
イーザウはドイツの作家。最終巻のあとがきによれば、この物語の構想は日本で起きたある事件がきっかけとのこと。地球を股にかけた長編において、随所随所で日本が舞台となり、キーワードとなっている意味がわかりました。外国人作家から見た20世紀の日本の風俗、特に天皇制を中心に据えた数々のエピソード。よく調べており、物語に活かされています。さすがに1900年から70年代までは自分にとっても歴史の分野にあたり、ファンタジーとして読めますが、最後の1990年代近くの出来事は、記憶に残る事件が登場しますので、不思議な感覚です。
物語の根幹を成す秘密結社との闘いは、著者の代表作「ネシャン・サーガ」とも同じ、キリスト教的な倫理観を感じさせる絶対悪対絶対善という構造が貫かれており、少し乗り切れない部分がありました。そのため、作中のインド編、ガンディーが主人公と対話するシーンで、唯一ガンディーが善と悪を単純に判断しない言葉を述べているところが非常に印象的でした。
それでも、地球規模でこの100年を描いた大作は読み応えがあります。登場する国の数も膨大ですが、各巻に年代表と世界地図がのせてありますので、頭の整理もできます。
「戦争の世紀」と呼ばれた20世紀。第1巻での第一次世界大戦から最終巻のテロにいたるまで、各戦争の現場が詳しく描かれることが多いです。その現実につらくなりながらも、やはり「知る」べき歴史だと思い直して読み進めました。特にヒトラーが登場する第二次世界大戦までのドイツ編、南北で戦う朝鮮戦争編等は、強いインパクトがありました。また冷戦後の世界で、戦争という形以外で地球に打撃を与える出来事、環境問題や宗教対立、倫理観の変化等さまざまな視点で破滅へ至る道を示唆しており、見えざる敵の存在に恐ろしくなります。
当初は船で国を渡っていた主人公も、最後は超音速旅客機コンコルドに搭乗するまでに発展します。テレビやパソコンといった道具の登場がいかに生活を変えたか─。大きな戦争だけでなく、日々の人間の暮らしが変わることで、世界全体までどう変化しているのか真摯に捉えようとしています。歴史を知り、現在と未来を考える。完読するのは大変ですが、是非多くの人に手にとってもらいたい作品です。最終巻の副題「希望の歳月」の意味を、良くも悪くも21世紀に生きる一人ひとりの心に余韻を残します。
イーザウはコンピュータープログラミングの仕事の経歴もあり、理系の知識も物語に正確に取り入れられる作家です。本作品もアインシュタインの相対性理論がキーワードとなっていますが、科学技術や物理、数学といった知識の面白さが堪能できます。どうやら新作「見えざるピラミッド」は、もっと理系の知識を駆使したファンタジーとの噂。こちらも気になります。
コメント[0]
TB[]
2007
04,04
21:34
三度目の結婚
CATEGORY[映画]
「キングス&クィーン」 アルノー・デプレシャン監督
2004年 フランス映画
やっとDVDで観ました。満足。
主人公ノラは35歳。一人目の夫は死に、二人目の夫は現在精神病院。結婚を控えている三人目の夫は実業家。子ども一人。
もう一人の主人公は、ノラの二番目の夫イスマエル。突然の精神科措置入院。職業ヴィオラ演奏者。
物語はこの二人の人生を交互に描きます。二人が画面上で交差するのは劇中2回だけ。あとは平行のまま進みます。
とにかくよく練られた脚本。一見シンプルな画面の中に、人物の人生を象徴する小道具の細部の表現が見事。
ノラの人生は初めにおおまかに提示されつつも、映画が進行するにつれて、その意外な真相が次々に明らかにされていきます。イスマエルの周囲に登場する人物も、後から意外な一面がさらりと描かれたりして、この裏切り具合が巧み!コインの表も裏もスイスイと表現。
ノラの父の死、一人目の夫の死、イスマエルの友人の裏切り、かなり重い現実が盛り込まれていますが、それと同等の重さで笑いが並んでいます。実際、イスマエルのエピソードは笑えることばかり。悲喜もろもろを含んで進む人生。
劇中ノラの父が娘に残す言葉は、非常に冷酷で残酷です。しかし、この愛すると同時に激しく憎むという家族の感情は、自分自身の家族観も含め、リアルに感じました。そして、ノラという一人の女性が生きてきた時間を父の言葉が的確に表現しています。まさに彼女はエゴイストです。ノラの生き方を応援するか、自己中心的、冷酷と捉えるかは観客の人生観で大きく変わります。ちなみに自分は、ノラもイスマエルの生き方も、あるある、と興味深く観れました。
20代で観たら流してしまうシーンも、現在の自分だから、妊娠、家族をもつということ、子どもとの関係、子どもの強さ等々、感じ入る場面も多かったです。人生についてじっくりと考えることが好きな方にはおすすめの映画です。
ノラを演じた女優、エマニュエル・ドゥボスは決して美人ではないけれど、美しく魅力あるキャリアウーマン、悲しみを乗り越えるシングルマザー、冷酷な女王、無邪気な女性、と多面性のある役柄をぴったり演じています。それがまたなんとも魅力的。大好きなカトリーヌ・ドヌーブが出演していまして、それだけでも幸せ…。
コメント[0]
TB[]
2007
04,03
21:09
ギャラリーを更新しました
CATEGORY[ホームページ更新]
今宵は満月のはずですが、雲に囲まれてまだ見えません…。昨晩は綺麗にみえていたのに。
ホームページ「月光図書館」ギャラリーに2007年冬の俳句が加わりました。
だいたいつわりがおわって妊娠中期ごろでしょうか。立ち仕事を続けていたため、疲労がたまり、最低限の家事やら睡眠の確保など目の前のことで精一杯の日が続きました。振り返ってみると、余裕のない句が多いです。暖冬のおかげで体は本当に楽で、風邪をひくこともなく元気に冬を越せました。
夫婦で野沢温泉へ行ったことが唯一の遠出です。寒いけど、やっぱり雪深い地の景色をもっともっと見たいですね。千曲川を写した青い写真を見ると、信州の冬景色の美しさを改めて思い出します。
コメント[0]
TB[]
2007
04,01
10:58
スローフード・スローセックス
CATEGORY[日本の小説]
昨日の「食べる女」感想の続きです。
食を楽しめる(お酒やお茶類、おやつものまで)人は、性的な心地よさも楽しめる人と、直感的に、または実体験として納得します。
まず一番に感謝すべきは自分の母親です。食に興味が深く、とにかく料理が上手です。けして裕福な家庭ではありませんでしたが、限られた予算の中で、季節や行事を大切にし、和食・洋食・中華、お菓子類全般、パン・ピザなんかもいつも手作りで食べさせてくれました。お誕生日会にて母の手作り料理やケーキに感嘆する友達の顔、学生時代母の作るお弁当がクラス内でも評判で、毎日クラスメートが自分のお弁当の中身を見にくる思い出など、幸せな娘だったと今でも思い出します。
大学時代に一人暮らしを初めてから、一人でも不思議と母の作ってくれた食生活どおりに自炊する自分がいました。
でも何より、母がすごいなあと感心するのは、相手の好みを取り入れて料理もお菓子も作ってくれること。独りよがりではなく、家族の好みを巧みに取り入れて作ってくれました。「食べる女」で感じることの一つは、登場人物たちが食べる相手の好みに鈍感な人が多いなあということ。自分の好みも維持しつつ、相手の気持ちも察せられて対応できる技量が身につけば、料理もセックスも本当に楽しいのでは。基本を学び、それでやっと応用が効くというのは、勉強も食もセックスも同じ。
現在は結婚し、出産を控える身。食も性も、身の丈にあった範囲で、いかに自分も相手も幸せな気分で過ごせるか…この工夫が楽しいです。今を継続させるには、変化が必要。より真剣に、食も性も探求していきたいです。(あ、あと節約技も)
ちなみに、スローフードのスローは、ファーストフードのファーストに対してつけられた言葉です。遅く食べるという意味ではなく、その土地のものや季節をとりいれたものを食べるなど、世界が全く同じではなく、それぞれの文化を尊重した食生活を見直そう、楽しもうというたくさんの意味合いが含まれるそうです。著者筒井さんの宣言、やっぱり素敵です。
4月となりました。今月のホームページ更新は、3日満月の夜。ギャラリーの更新を予定しています。
コメント[0]
TB[]
<<
前のページ
|
HOME
|
次のページ
>>
忍者ブログ
[PR]