館長の部屋
月光図書館館長の雑記です。読んだ本のこと、日々のことなどを綴っています。
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どんなジャンルも読みますが、外国人作家、児童文学作品をよく読みます。漫画も好きです。
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2007
05,08
10:01
手作りの思い出
CATEGORY[妊娠・出産]
いよいよ臨月突入。本当にスイカのようなお腹になるものですね。
最近手作り石鹸にこっている友人Yさんより新作が届きました。
一つ一つ成分の説明つき。ありがとう!
妊娠して皮膚の乾燥・かゆみに悩まされます。友人の石鹸を使うと体は勿論のこと、心にも優しさがしみこんできます。
最近の手作り品といえば、パン。今は電子レンジを使った簡単な作り方があって、短時間で焼けます。
ミニ食パン。
子どもの頃、母がよくパンを焼いてくれました。あのときの母の裏技なんかも、今とても役に立っています。パン独特の感触や香りって、幸せです。
もう一つ、母が作ってくれた幸せの記憶。オーストリアのお菓子、クレッセントクッキー。別名バニラキプフェル(キプフェルとはドイツ語で三日月の意味)。バターと小麦粉で練り上げ、ナッツをたっぷり入れたサクサクのクッキーです。
久しぶりに作ったら、でっぷりしてしまいました…
お菓子やパンだけでなく、洋服や身近なものも手作りしてくれた母。基本はめんどくさがりやの自分でも、何かを手作りする幸福感は教えてもらいました。
現在は、物が安く買える社会。手作りのほうが、手間とコストがかかってしまうパターンもあり、倹約すべき主婦の身としては、複雑な心境です。
でも、手間と時間をかける分の愛情は不変かな、と楽しい生活を送っています。
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2007
05,07
09:06
男のロマン
CATEGORY[映画]
ゴールデンウィーク。テレビで懐かしいアニメの映画版を2作観ました。
「ルパン三世 ルパンVS複製人間」
1978年
「真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章」
2006年
ルパン三世は、子どもの頃テレビアニメで観ていましたが、同じくらい原作コミックもインパクトがありました。親も漫画好きだったため、のらくろからカムイ外伝、つげ義春作品等を普通に読んでいた少女だったため、あの原作の雰囲気も馴染みがありましたね~。今回初めて観た映画版第1作は、大人向けの男の美学が盛り込まれていて楽しめました。映画「カサブランカ」のボギーが見せるような、女を傷つけないように男があえて悪者を演じる懐の深さ。いつもいい男は損して傷ついているのだけど、女にさとらせない。ルパンが不二子の嘘に、わかっていてだまされてあげている姿が魅力的です。まあ、自信と余裕がなければできませんが。
北斗の拳。物心ついてから毎週ジャンプを読んで育った少女にとって、懐かしい作品です。しかし、ジャンプで読んでいた頃はだぶん小学生ぐらいの頃。主人公ケンシロウは追えるのですが、他のキャラクターを理解するまでの能力はありませんでした。ですから今回の映画版を観て、目からウロコの状態でした。
現在劇場公開中の続編、「真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 激闘の章」に対応して、ラオウの昇魂式(お葬式)にファンがつめかけたというニュースを聞き、「そんな馬鹿な~」と思っておりましたが、いやはや、観終わったら集まったファンの気持ちがわかりましたよ、ホントに。
ラオウを含め、北斗の拳って、まさに男のロマンが昇華された世界。暴力シーンの是非もあるでしょうが、闘う男達の背景まで読み込めると、泣けます。少女時代では絶対にわからなかった側面です。ラオウ、いい男じゃないですか。悲しい運命じゃないですか。
ちなみに、ルパンも北斗の拳も、隣で夫が解説してくれました。アニメや漫画を語るときの、あのいきいきとした表情。(お互い様ですが…)今までも日本のアニメ史上に名を連ねる名作の数々を講義してもらっています。この話題も長くなるので、いつかまた。
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2007
05,04
08:57
人生はグロテスク
CATEGORY[日本の小説]
二日の晩は、美しく、力強い満月が見られました。心なしか、冬までの冴え冴えとした光ではなく、温かみのある色を感じました。
「グロテスク」 桐野夏生著
読み応えのある作品と聞き、「魂萌え!」に続き読みました。
昼は一流企業の総合職、夜は売春という二重生活の女性が殺されるという実態が話題を呼んだOL殺人事件。無差別テロ事件を起こしたとある新興宗教団体。幼稚園から大学まで─お受験戦争の象徴のような、エスカレーター式の某有名エリート校。
小説は、上記3つの実在する事件や組織を土台において、ハーフの姉妹とそれを取り巻く人間の、憎悪にまみれた一生を描く物語です。
何より精神の安定が必要なこの時期に、こーんなグロテスクな内容を読んでいいものか?と何度も中断しかけた本です。一言で表すなら、「悪意」が支配する本。「ありとあらゆる差別を描きたかった」という著者の主旨のとおり、最初から最後まで、全てのページにぎっしりと、日本社会に蔓延する差別に伴う負の感情がつめこまれています。
スイス人の父と日本人の母の間に生まれた二人の姉妹。絶世の美少女である妹と、平凡な容姿の姉。物語は、中年のフリーターとして地味な生活を送る姉の独白で始まります。家族を支配しようとする父と、父の言いなりとなる弱い母を軽蔑し、妹に対しては容姿のコンプレックスから徹底的に憎む姉。やがて姉は受験を勝ち抜き、スイスへ移住する家族と離れ、日本に残ってエリート高校へ入学。そこで、小等部から通う裕福な「内部生」と、中学、あるいは高校から入学してきた「外部生」との圧倒的な差別社会の洗礼を浴びます。
姉の独白以外に、三人の人物がそれぞれ残した手記(一つは申告文)が登場します。モデルからホステス、娼婦という人生を歩み、最後は客に殺される美貌の妹ユリコの日記。姉と高校時代の同級生で、エリートOLでありながら夜は売春のバイトをしてユリコと同じ犯人に殺されたとみられる和恵の日記。そして、二人を殺害した容疑者である中国人チャンの上申書。この三つの手記が挿入されることによって、それぞれの登場人物が食い違った供述をしていることが明らかになり、読者は何が真実なのか混乱させられていきます。まさに、「真実は藪の中」です。
恐らく、著者が最も渾身の力を込めて書いた部分…多くの読者に衝撃を与える箇所が、最後に登場する和恵の手記「肉体地蔵」でしょう。
何故、彼女は二重生活を送ったのか。どんなに安い金でも、どんな場所でも、どんな行為でも求められれば体を売った和恵。学園生活でも、社会でも、ひたすら壊れていく彼女は叫び続ける。
勝ちたい、勝ちたい、勝ちたい、一番になりたい。
いい女だ、あの女と知り合ってよかった、と言われたい。
幼少から繰り返される容姿の評価。それは学力を含む能力全てを覆す「女としてのランクづけ」。ありとあらゆる差別の現実は、家庭から学校生活、社会にでてからも継続しています。その出口のないランクづけにさらされたことのある人ならば、和恵の狂っていく様は、デフォルメでもなく、真摯な叫びとして響くでしょう。家柄がよく、高学歴で一流企業に勤め、容姿端麗でもてはやされ、仕事もできる女。誰もが求めてくれる女…。加えるならば、結婚して子どもを産んでも若くて美しく、家庭も仕事も充実している女という目標もあるかもしれない。日本にあふれる情報は、過酷な競争社会を扇動し続けています。
もし、登場人物に受容という経験があったなら、この物語も全く違った内容となっているでしょう。ここには、自分の弱さを守るために、全てを敵と思い、攻撃し続ける意志しかないのですから。
OL殺人事件の詳細や、外国人労働者の実態についてもよく取材されて書き込まれています。読む際には、気力体力が十分なときにおすすめします。
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2007
05,02
10:10
ギャラリーを更新しました
CATEGORY[ホームページ更新]
今日は満月。昨年の日記を読みますと、五月の満月は月のエネルギーが一番強く地球に届く日だと書いてありました。曇りがちの空。果たして無事に見えるでしょうか?
一年前の5月に何をしていたか、結構忘れていますね。こんなとき、日記は便利です。
ギャラリーの写真を更新しました。タイトルは「日常にある道」。
もうすぐ子どもが生まれ、新しい生活が始まります。これは、去っていくふたりの時間の記録として残してみました。
近所の道から、相手にとっての思い出の道、二人で出かけた場所にあった道、儀式の道。埋もれていきそうな風景が、なぜかひっかかる感覚。
純粋にふたりだけの時空をつくれる今。喪失がわかっているからこそ、特別に見えるもの。
来年の自分は、どんな気持ちでこの場所を見ているのかな。
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2007
04,30
09:54
空海の夢
CATEGORY[ノンフィクション]
新版 「空海の夢」 松岡正剛著 春秋社
文字は追えるけど、文の内容は読解できないという、相変わらず難解な松岡氏の著作。1年がかりでちびりちびりと読み終わりました。
「弘法大師」の名でも知られる日本真言宗の開祖・空海の一生や著作、思想等を松岡氏が読み解いていく一冊と言えば簡単ですが、その情報量は半端ではありません。
宇宙のエネルギー論、地球の生命の進化と生命倫理、あらゆる宗教の歴史、西洋の哲学史、東洋の思想史、仏教の歴史と経典、芸術、日本の民俗学・文化論・歴史、医学その他…括りきれないあらゆる学問の内容、学者の言葉が次から次へと引用され、恐ろしいほど広大な空海の世界を表現していきます。
本からイメージしたことは、「空海は一つの宇宙である」ということ。
宗教家としての側面が有名でしょうが、彼が体現したものは、宇宙の姿そのものぐらい大きなものではないかと恐れるぐらいです。哲学者として、言語学者として、芸術家として、プロデューサーとして、自身が一つのエネルギーの塊として、なんだかものすごい宇宙を展開させた人なのだ、と。だからこそ、松岡氏も、この世界のあらゆるベクトルを総動員させて空海と向き合っていると。
珠玉のような言葉がたくさん出現しますが、一番衝撃的だったのは第20章「六塵はよく溺るる海」より、空海の言葉。
三界の狂人は狂せることを知らず
四生の盲者は盲なることを識らず
生まれ生まれ生まれ生まれて生の始めに暗く
死に死に死に死んで死の終わりに冥(くら)し
この章にて松岡氏は、宇宙の熱学上の概念や地球上の生命の誕生史をひもときながら、地球の生命誕生の際に最大の「矛盾」があったことを論じています。科学の視点からも、人間の意識のレベル(宗教史、倫理、芸術)においても生命は矛盾の連鎖であるという点で重なり合っていきます。現代の高度な科学技術による発見や、西洋の思想史を知らなくとも、空海は生命の本質が抱える矛盾、生と死の真理を捉えていたのだと驚きます。何より上記の空海の言葉の凄みに圧倒されました。
何故他の命を奪って生きるのか。何故死ぬのか。
答えの無い問答。この章を読むと、生きることが矛盾から成り立ち、迷い悩んで生きていく人の宿命のようなものを示されて、逆にすっきりとした気分となりました。
「空海の夢」というタイトル。空海がみたであろう夢を、読者も共有できるようにという著者の願いが込められているとおり、単に過去の宗教者を紹介して終わり、という内容ではありません。多様なベクトルを示すことで、常に現代を生きる我々にとってどうなのかを問う姿勢が貫かれています。
松岡氏の著作の読後感。毎度のことながら、とりあえず、世の中には「知らない」ことが膨大にある、ということを知ったわけですが、裏を返せば、「知りたい!」と思うことがさらに増えたということです。
次に読むであろう哲学者の本を示し、また生涯に出会うだろう数多くの本の存在を照らし、空海が放つ光の矢が宇宙を満たしてくれています。
出産に向けてのリラクゼーショントレーニングも変化しました。瞑想の内容がより具体的になったようです。
読書後は不思議な夢を見ることも。空海エネルギー、あなどれません。折を見て、この本でつながったことなども書いていきたいです。
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